歩く時に頭を上下させる
頭を上下に振りながら歩くのは頭をグッと持ち上げないと前足が出しにくいということが考えられます。足を前後させる筋肉は肩甲骨周辺に集まっています。
肩甲骨は他のどの骨とも接していませんので筋肉に支えられています。
さらに犬の体重は前肢に7割かかっていますので肩甲骨にはかなりの負担が考えられます。肩甲骨周辺の筋肉が縮んで固まっていると、本来寝たり立ったりして回転をしながら動く肩甲骨の動きが悪くなり足を前に出そうとする時に頭を持ち上げないと歩幅が出ないという状態になり、それが頭を上下させ軽快なリズムに乗ってご機嫌に歩いている様に見える、という結果になります。
肩甲骨、胸の前の筋肉がほぐれると前肢はスムーズに動かしやすくなるのです。