クネっとしちゃう座り方

おすわりをする時、または寝る時や伏せをする時にいつもいつも同じ方向に足を投げ出してしまう子がいます。
ちょっとコミカルで可愛らしいのですがこの状態が続くとやはり骨格に歪みが出てくる可能性があります。

こちらのワンちゃんは右の後ろ足をいつも投げ出してしまいます。
ちゃんとワンちゃんなりに理由があって、膝の脱臼で違和感があり曲げたくないのです。

こういう事例以外にも膝や股関節に疾患を抱えてるわけではないのにいつも横座りになってしまう子もいます。例えば右側のどこかの筋肉が凝っていて柔軟性がなく曲げにくくなってしまっていることも考えられるでしょう。

黄色でマークしてある方の辺りの線は肩甲骨を表しています。
分かりやすくするために少し極端に左右の高さを変えていますが、背骨が歪んでいるとこのように肩甲骨の位置も変わってきます。

肩甲骨の位置が変わってしまいこの状態で筋肉が固まると歩く時にも前脚の可動域が制限される可能性が出てきます。
曲げたくない理由は様々で座り方は変えられないかもしれませんが、放って置かずに肩甲骨の筋肉を揉み解すことで歩きやすい体を維持できます。

肩甲骨の可動域、意外と後ろ足にも影響あるんですよ♪