肩甲骨動いてますか?

犬の整体ではたくさんのワクワクと驚きの発見があります。

筋肉の作用を理解するのにとっても苦労したワタシ(T . T)
確認できる事実を積み重ねてわかった時の嬉しさはなんとも言えません♫

さて、そんな牛歩のワタシですが今回は肩甲骨のお話。


なのに出てきた写真は後ろ足。笑

この柴ちゃんはまだ1歳半。全く体に問題はありません。
とっても元気なので施術中も適度に動きたがります^ ^
そして整体あるあるなんですが、コリが多いせいで
触られると痛いと感じることの多い後ろ足の施術に入るとドリフのオチで
流れる音楽と共に志村けんが逃げ回るぐらい走り回りました( ^ω^ )

ですので後ろ足も揉んだけど実際にしっかり揉めたのは前足に関わる筋肉です。
当然、前足は動かしやすくなったというのが見られました。
それと同時にほどんど揉めなかった後ろ足も動かしやすくなっています。

1枚目の写真では後ろ足の歩幅が広がっているのがわかります。
2枚目の反対側から見た写真では股関節と膝が曲げやすくなっているのが
見られますね。

実は動画で見るとゴキゲンにお尻を上下させて歩いているのが確認
できるのですが、お尻が上下するのは関節を曲げにくいという場合に起こります。

例えば股関節形成不全や膝蓋骨脱臼などが考えられますし、このような疾患と付き合っているワンちゃんにこそ整体受けてほしいのですが、
もしなんの疾患もないのなら筋肉のコリが原因で動かしにくくなっているかもしれません。
太ももの裏側が凝っていて前に出しにくくなっていた。
膝の裏側も縮んで伸ばしにくくなり跳ねるように動かしていた。
などの理由が考えられます。

じゃあなんで肩甲骨なのか?というと


上図の赤線が約45度 青線が40度ぐらいでしょうか?
肩甲骨周辺の筋肉が固まって動かしにくくなると少しずつ角度が鋭角になってきて前足のパッドの位置が後ろへつく様になります。
それに伴い後ろ足もバランスを取ろうとして少し前にパッドを着けます。
するとすこ〜しお尻も引っ張られて下がるのですが、お尻が下がると後ろ足の蹴り出しもしにくくなってくるのです。

股関節と膝が連動しているのと同様、肩甲骨と骨盤も連動します。

何度も言いますがこちらの柴ちゃんは元気いっぱいでなんの問題もありません。
まだまだ若いですしね!
若いから整体いらないんじゃない?と考えちゃいますが
この小さな「動かしにくい」「歩幅が狭くなる」
「後ろ足の蹴り出しのポテンシャルが出しきれてない」ということが
なければ、若くて筋肉を増やせる時期にコリをほぐしておけば
さらに効率的に筋肉増量、維持ができるのではないでしょうか♫
ちなみに整体したからって筋肉は増えません(T . T)

普段の動きの中で、ツンのめるとかプレイバウのポーズが取りにくそうとか
小さなことでも筋肉を柔軟にしてみるとスムーズに動かしやすくなりますよ〜
今までできなかったトリックがスムーズにできたりなんかして
ワクワクと驚きが押し寄せるかも?!

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